先日、夏目漱石の「こころ」について語り合うテレビ番組を見ました。
この「こころ」って本は、本当に暗くて、不思議な雰囲気を持っていて、
決して直ぐに理解できる内容ではないです。
だからこそ、色々な解釈が可能となり、惹かれるものがあります。
その番組の話の中では、主人公である「私」と「先生」は、
若い頃と現在といった意味で同一の人物なのではないか、
「私」と先生の奥さん「静」は先生亡き後に結ばれているのではなど
興味深い推論が展開されていました。
中でも心に響くというか、共感できる話としては、「自立とは孤独である」と言っているのだ話です。
これは近代において要求される「自立」が孤独を生むことになる。
漱石自身は「書くこと」によって「先生」のような道へ進まずに済んだけど、
多くの人はその苦しみから逃れることができないという話でした。
「こころ」の中でも相続問題が扱われており、お金が絡むと人間は目の色を変えるから注意しろ的な話もありました。
現代においても免れることのできない問題ですね~。
せっかくなのでまた「こころ」を読んでみようかな。
コメントを残す