最近は、テレビ等の影響や、身内の方の不幸事なんかがあった時に手続き等が大変だったという経験などから、遺言書への意識が高い人が多いようで、僕のところにも「遺言書の作り方教えて~~」なんて方が来てくださります。
僕的には、自筆証書・公正証書遺言書のどちらでも、作成してあげる方が早いと思うのですが、やはり財産状況を把握される不安からなのか「自分で作成したい」という人もそれなりにいます。
話の中心となるのは、
・遺言書がある場合と無い場合の相続手続き(無い場合でも相続人が遺産分割協議する必要がる)
・自筆証書遺言と公正証書遺言の違い
・遺言書の作成の仕方(手続き・形式面)
・どういった財産について記載するのが適切か否か、遺言書への財産の記載方法
・相続人には「相続させる」、相続人以外には「遺贈する」という表現を使う
・どういった分配にした方が良いのかについての簡単な相談
・遺言執行者について
という感じが多いですね。
場合によっては、葬式等も含めた死後の事務についての話や、後見の話もさせてもらったりします。
最終的には自分で作成するけどやっぱり不安だということで、チェックや作成の依頼を頂くこともあります。
単に遺言の執行をスムーズにするために遺言執行者として選任して頂くこともあったりして、遺言書の作成から何らかのお付き合いさせて頂いたりすることも多くて嬉しく思ってます。
高齢者の方って、話す相手等が少なくなって寂しい人も多いようですね~~。
僕らは見守り契約といった業務として関わらせてもらうことがあるのですが、実際に話してる時は「人と人の付き合い」的な感覚でお付き合いさせてもらう方がいいのかな~~なんて思ったりもします。
遺言書って自筆であれば作成自体は無料です。
(効力発生後に検認手続き等で多少の費用は掛かりますが、遺産分割協議書を依頼したりする方が費用はかかる)。
少しでも気になることがあるようでしたら、残された家族が手続きをスムーズに進められるように遺言書を作成されてみることをお勧めします。
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