先日、行政書士試験の合格発表があったようですね。
合格率8パーセント。それほど簡単な試験ではありません。
この試験を受ける目的は、開業の為、就職活動を有利にしたい、法律系の試験勉強をしているので腕試しなど、色々あると思います。
(個人的には開業目的以外で資格を保有していても無価値だと思っていますが、一応の知識があることの証明程度には使えるみたいですね。)
もちろん、資格試験に合格したからといっても登録しなければ、行政書士業務は行えませんが、合格者は一応いつでも開業できる資格は得たということになります。
そして、合格者の悩むところは、開業するか否かということだろうと思います。
僕はこういった相談を受けた場合には、
「たとえ就職しても会社の倒産やリストラなどのリスクはあるが、より大きなリスクを負ってでもチャレンジする覚悟がなければ開業はしない方が良いし、しないで欲しいと思う」と答えています。
というのは、行政書士という資格だけで仕事が舞い込んでくる世の中ではありませんが、中小企業や個人・外国人において、我々行政書士は必要な存在ですし、これからも必要としてもらえるように責任をもって業務を行い、より良いシステム・仕組みを考えていかなければなりません。
中途半端な気持ちで登録して業務を行い、適当な仕事をして先輩方が築いてきた行政書士に対する信用を害するようなことをしたり、「行政書士資格は使えない(食えない)」なんて自身の無力さを資格のせいにされると困るからです。
この世界で本気で頑張ってみようと思われる方にとっては、事業、経済活動があるところには許認可業務や企業法務は存在しますし、民事業務もビジネスプランの構築の仕方によっては無限大の可能性があります。
使い方によっては実はものすごく使える資格なんですよ。
まだまだ行政書士のことを知らない方々から、「行政書士はほんと頼りになるな~~」と思ってもらえるように共に頑張りましょう☆
お待ちしております。
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