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遺産分割の進め方

遺産分割の進め方

ご家族が亡くなられた場合には必ず相続というものが発生します。

その人の持ち物、預金、借金等の債務も含め原則的に相続人に相続されることになります。

そういう場合に相続の為の遺産分割の進め方を簡単に解説します。
まずは、前提として「相続人」と「遺言書の有無」と「遺産の内容と価格」を確認してください。

・「相続人」は配偶者や子、親、兄弟などの一定範囲のもので順番が決められていますが、
隠し子などもいる場合がありますので現在の戸籍から出生時まで集め調査しておく方が良いです。
(いずれは不動産や預金の手続きなんかで必要となります。)
・そして遺言の有無については
公正証書遺言であれば公証役場の遺言書検索システムにより遺言書の有無が分かります。
自筆証書遺言の場合は、金庫や書斎・タンスなど保管していそうな場所を探す以外方法はありません。
・「遺産の内容と価格」については
不動産等の固定資産評価証明書や登記簿、預金残高井原井証明や宝石・貴金属などの動産、また債務については請求書での確認や場合によってはブラックリストの調査することで確定できます。

こうやって、相続人、遺産の内容が決まると、全員で分配方法の協議をすることになり、自由に決めることができます。
ただ、相続税がかかるぐらいの財産であれば、控除などを上手に使った分配が必要となりますので注意は必要です。

僕が関わらせてもらった方は家族の代表が相続人等の確定作業を進めておき、その間、連絡を取り合って49日法要の時に分割協議書に署名押印するケースが多い気がします。

いずれにしても分割協議は期間が決まっていないですし、手間もかかるので、預金が引き出せないなどどうしても急ぐ必要がある人以外は、不動産の名義変更も含めて積極的でない人が多い気もします。

僕らがお手伝いまでは不要でも、相談として手続きのアドヴァイスができるような関係でいれるといいな~~と思ってます。

 

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