契約って、問題になった時のために色々と取り決めが必要となります。
僕ら行政書士って遺産分割協議書、離婚協議書、示談書を始め、予防法務の観点から色々な契約書の作成を行っております。
でも、やはり契約当事者にとって公平なものは少なく、依頼者にとって有利な条項を入れたり、不利な条項を減らしたりすることが多いんです。
離婚協議書なんかも、一方が相手方に提示する内容の協議書を作成する場合には、不利な部分の話し合い等は避けるような内容の文書を作りますので、結果的に有利な内容が成立することが多くなります。
もちろん、相手方から提案された契約についてもチェックすることで不利にならないということだってあります。
問題にならなければ法律なんて意識する必要はないのですが、問題になってからでは取り返しがつかないのが契約なので、法律を知っている人を利用した人が結果的に有利に話を進めてしまいます。
それでいいのかな~とも思いますが、法律って使った人が勝ちなんです。
助成金や補助金を含め、年金・社会保障関係の色々な制度だって知ってる人だけが利用できるような感じですもんね。
僕らが利用しやすい環境を作って、情報弱者が亡きをみないですむようになれるといいな~。
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