僕はチャップリンの作品は大好きなんです。
チャップリン映画って、最後の方の作品を除いては基本的にはサイレントなので、絵からストーリーをつかんでいくんですが、言葉による理屈では表せない魅力が詰まってます。
そのチャップリン作品の中で、「街の灯」という作品はとても評価が高いんです。
簡単にあらすじをのせると、チャップリンが演じる浮浪者チャーリーと、貧しい盲目の花売りの娘との恋物語的なものなんですが、娘はチャップリンを富豪だと勘違いしてて、チャップリンは娘のために色々な仕事を頑張りながらもなんとかお金を工面して目の治療費を用意するというお話です。最後のシーンの目が治った娘と浮浪者姿のチャップリンとの再会が素敵なシーンなんです。
その後については、色々と想像するしかないのですが、僕的にはおそらく、チャーリーと女性は幸せになることはないのだろうと思います。
若い時代の僕だと、それって辛いな~なんて思ってしまってましたが、僕にも心の中で病気が治ってくれることを願っている人がいるので、もしもその病気が治ることで僕との関わりが無くなったとしても、何らかの力になれることが幸せだな~~と思える年頃になってきたので、また違った視点で見ることができます。
チャーリーの作品ってテーマとしては「悲劇」を「喜劇」として表現しているところが視点の大きさを感じられ本当に凄いな~なんて思います。失うものが無い浮浪者だからこそ見える世界があるのかもって思っちゃいます。
幸せってなんなんでしょうね~
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