建設業の許可申請や、毎年度ごとの変更届の際に、「工事経歴書」の作成が必要となります。
これって、元請工事があるか、経審を受けならば原則税抜きにしておくなど、「どうしたらいいの～」って悩まれる方が多いようですね。
僕の事務所では変更届の依頼を頂いた時には、前年分の工事の領収書や注文書などを預かって作成させて頂くのですが、どうやら他の行政書士も「財務諸表はうちで作るけど、工事経歴はお願いしてる」という方も多いようです。
なので簡単ですが僕なりに工事経歴書の作成方法を説明しておきますと、
・許可を受けている工事ごとに作成する。
・まずは元請工事を書きます。
→完成工事高が「元請工事の7割」に達するまでに、５００万円以下の元請が10件に達したら終了
・元請工事と下請工事について請負代金の大きい順に記載
→全体の7割までに500万円以下の軽微な工事が１０件に達したら終了
・経審を受けられる業者は税抜き処理
・工事名は注文書や領収書から変更しない
というのが基本的な部分です。
決算変更届は出さないと5年毎の許可更新ができなくなりますので、面倒ですが出すようにしてくださいね。
ご自身で作成することは可能でしょうが、僕ら行政書士にその面倒を引き受けさせてもらえるととても嬉しいです(笑)
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