行政書士かしい法務事務所(公式）福岡市東区香椎/千早

帰化申請は、法律で定められている条件を満たしている人が、日本国籍を取得するために行う手続きなのですがなかなか進まない人もいらっしゃるようです。

こういう方のために、僕なりに帰化申請の進め方を書いておこうと思います。

 

帰化申請はもちろん、要件が揃っていることが大前提ではあるのですが、
そのためには「立証するための書類」を揃える必要があります。

とはいってもいきなり要件を確認したり、書類を揃えるよりも、
①帰化申請する場所である「国籍課」に事前相談をする方が良いと思います。
そこでは要件の確認をされて、集める書類を案内してくれます。

②そして、書類の確認を受け、ある程度問題がなければ申請書をもらう。
③中国人の方なんかは国籍証明書なんかの最後に集める書類を取得してから申請

という感じです。

流れとしてはとても簡単なものなのですが、要件の部分で法律に書いていないルールがあるのでその要件を知らなかったり、書類の収集の仕方が分からなかったり、申請書の作成が大変なので苦労される方が多いようで、僕ら行政書士がお手伝いさせて頂くことが多くなるんです。

事前相談や申請には本人が行く必要がありますが、場合によっては数回行くことになる書類の確認なんかは僕らが代わりに行くので仕事を休みにくいという方にとってもその点は便利ですね。
（場合によっては事前相談すらなく、書類を集めてからいきなり申請するってことも不可能ではないんですけどね～、お急ぎの方以外はお勧めしません）

いずれにしても、帰化申請から平均8ヶ月程度はかかりますし、今後の日本国の方針がどうなるのかわかりませんので、必要な方は国籍取得を考えてみられてくださいね。