先日、自分で作った離婚協議書を公正証書にしたいという方からご依頼を頂きました。
しかも、自分で公証役場まで行って途中まで手続きを進められていたようでした。
自分でやろうと思っていた方が、なぜ依頼をしてきたのか聞いてみたら、
「あれこれ書類を集めたりしないといけないし、何度も公証役場に行ったりして大変だった」ということでした。
僕らが公正証書の作成のお手伝いする意味は、原案や協議書の作成のスキルはもちろんですが、面倒な書類収集や役場との調整の負担を減らすということでもあるんです。
ただ、依頼者が公正証書にしようと考えてた協議書(原案)をみてみると、「公正証書にする意味」からすると不要なものまで、財産分与としてあれこれ書いていました。
書きたい気持ちもわかるのですが、確かに「それだったら沢山の書類を準備しないといけないでしょうね~~。」って感じですね。
その業務を、僕が途中からお手伝いさせてもらったら、公正証書にする理由は「養育費の履行確保」がメインだったので、ほとんど書類は不要で作成可能でした。結果的に役場での実費も削減できました☆
ただ、「相手方と一緒に公証役場には行きたくないし、仕事休んでまで行ってくれない」とのことでしたので、僕が代理人として行かせてもらうための委任状に関する必要書類である「印鑑証明」の取得は必要となりましたが、集めた書類はそのくらいですね。
その他の部分は、別途、離婚協議書をしっかりと作り、合意することで目的は達成できます。
一般の人とは違う方法で、業務を進められ喜んでもらえると、自分は行政書士なんだな~~って実感しちゃいます(笑)
コメントを残す