先日、公民館にて遺言書とエンディングノートについてのセミナー講師をさせて頂きましたので、このブログを読んでくださってる方のために、これから数回にわたって講演した際に使った資料の内容を書きたいと思っておりますので、もしも興味のある方は読んでみてくださいね。
(そして、内容が難しくてわからないなどありましたら、お気軽にご質問お願いします。)
1 遺言書とエンディングノートってなに?
遺言書とは、相続が発生した時のために、法律で定められた方式で自分の財産の分配について自分の意思を書いておくもの。
エンディングノートとは・・もしものこと(死亡・認知症、意識不明など)があった時に備えて、情報や伝えておきたいことなどを書いておくもの。
2 そもそも、遺言書やエンディングノートは必要なの?
(1)遺言書が作成されていない場合
・法律で定められた人が、法律で定められた割合の遺産を相続する。
但し、具体的な財産の分配は決まっていないので、どの財産を誰が受け取るかは協議が必要になる。
⇒遺産の分配や不動産・預貯金等の名義変更には「相続人全員」の協議や協力が必要となる。
※この協議の際に相続人間でトラブルが発生することが多く「争族」と言われる。
(2)エンディングノートが無い場合
「もしも」のことが起きた時に、知らせる親族や財産・保険、終末期医療や葬儀・宗派などどうしたらよいのか分からずに、家族や遺族が困る。
(結論)遺言書やエンディングノートは家族や大切な人への「おもいやり」
次回につづく
次回は遺言書の種類や作成手順・書き方など「遺言書このと」について書く予定です
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